ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)のチャートの見方をじっくり解説!

最近、仮想通貨の価格が暴騰してかなりバズっているので気になっている方も多いと思います。仮想通貨で億り人になった方も少なくないと思います。ただ、数年に一度のチャンスをしっかりものにするには、最初の難関であるチャートの読み方を理解しないといけません。この記事では、ビットコインなどの仮想通貨全般で使えるチャートを読み解く基本を紹介していきます。

基本的なチャートの読み方

まずは基本的なビットコイン チャートを読み方をみていきましょう。これがわかるようになると、仮想通貨だけじゃなく、FXや株の全てのチャートが読めるようになるので、理解するとメリットしかないと思います。

価格とボリュームの関係

チャートをチェックする時には「価格」と「ボリューム」を抑えておくことがかなり重要になってきます。価格は仮想通貨の現在の取引価格。ボリュームは特定の時間内に取引された資産の量ということだけは覚えておきましょう。なので、価格の急激な変動で、ボリュームが大きいと、タイムリーにチェックしている価格の動きは強い市場だと思ってOKです。

サポートとレジスタンス

これはかなり基本ですが、上級者になっても必ず使うので覚えておきましょう。サポートレベルはいわゆる「底」の価格。ある程度の時間をかけて、底を形成します。その底をサポートと言います。そこがある程度わかれば、仮想通貨を買っていけます。底を判断する材料はいろいろありますが、チャートには底=サポートが存在することだけでも覚えておきましょう。チャートを1週間見ていれば必ず現れます(4時間足以内)。

次にレジスタンスレベルというものですが、底の逆で「天井」の価格を意味します。底を形成するのと同じで天井が形成されていていく様子も、チャートを見ていればだんだんと分かると思います。こうしたサポートとレジスタンス(略してサポレジ)をしっかり確認することで、上昇なのか下降なのかを判断できるようになります。ある種、ゲームのような感覚でもいいので、とりあえずチャートを確認するようにしましょう。

キャンドルスティックのパターン

キャンドルスティックは、通称「ローソク足」と言われています。読み方はかなりシンプルです。特定の時間内の価格変動を視覚的に表現したもので「オープン価格、クローズ価格、ハイ価格、ロー価格」になります。ハイ価格は上髭、ロー価格は下髭で表現されます。これから何が分かるかというと。例えば、下髭がかなり長い4時間足を確認したとします。上髭は通常か、やや短め。この足を発見したら、これからサポート=底を形成する可能性が高いです。

価格が下落した時に、大きな買いが入ったという証拠になります。5分足じゃ少しわかりにくいので、最低でも1時間足で確認するといいと思います。スキャルピングをする方は5分足でも判断できます。ただ、1分足など、感覚が短くなればなるほど「だまし」が多くなるので、出来るだけ大きな時間軸で確認することをおすすめします。

テクニカル分析の基礎

基本的なチャートの確認方法が分かったところで、次はテクニカル分析です。アメリカ大統領選挙など、全くテクニカル分析が意味がない時もありますが、基本的にはチャートはテクニカル分析通りに動きます。市場の心理と行動を理解し、将来の価格動向を予測するための重要なツールです。それでは確認していきましょう。

移動平均線の使い方

移動平均線は特定の期間にわたる価格の平均値を結んだ線で、トレンドの方向性を判断するのに役立ちます。テクニカル分析的には言うと、移動平均線の上側にローソク足があるとします。そのローソク足が、だんだんと落ちてきて、移動平均線とぶつかった時にどういう挙動をするかがポイントです。移動平均線に支えられてもういうど上昇すれば、上昇トレンド継続なので、タイミングをみて買っていけばいいと思います。

反対に移動平均線に支えられず、ローソクが移動平均線を超えたら、様子見。さらに、移動平均との乖離を確認することも重要です。ローソクはいつかは勢いを失い、どれだけ移動平均線と乖離していても、必ず引っ付きます。この法則やサポレジを判断できるようになると、だんだんと売り買いのタイミングが見えてくると思います。

短期の移動平均線は価格変動にかなり敏感なので、トレンドを確認するときは出来るだけ長期間の移動平均線を確認するといいでしょう。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは移動平均線を中心にして、価格の標準偏差に基づいた上下のバンドを表示する指標です。簡単な使い方は、ボリンジャーバンドの内にいるのか外にいるかと言うことです。ボリンジャーバンドの外側にいれば、価格はかなり変動していることを意味するので、その時点から手を出さない方がいいかもしれません。流れに乗ろうとすると、その勢いが終わり、「高値掴み、安値掴み」になります。

反対にそろそろ勢いが終わるだろうと思って逆張りをすると「勢いは止まらず・・・」なんてことにもなるかもしれません。なので、勢いのあるボリンジャーバンドと思っておいたらいいと思います。なので、ボリンジャーバンドが収縮している時はあまり、動きがない時ですので、そのタイミングはスキャルピングに向いてるかもしれませんね。

チャートパターンとトレード戦略

いろんなチャートパターンがありますが、少しだけ紹介したいと思います。

ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーは、市場のトップが分かる逆転パターンです。ヘッドは頭、ショルダーは肩という意味です。この左肩、頭、右肩みたいにチャートが形成すると「天井」になることが多いです。もうすぐ下がると言うサインです。仮想通貨の天井を見極める時に使いましょう。

トライアングル

トライアングルは、だんだんと値幅が小さくなってくることです。これは何を予兆しているのかと言うと、どちらかに動く前触れです。これが出ると大きく動く可能性があるので、一旦様子見しておいた方がいいと思います。

ブレイクアウト戦略

正直あまりこれはおすすめしません。特に短期足の場合は騙しが本当に多いので、ブレイクしたと思って飛び乗ったが最後、反対に動くことになります。ブレイクアウトしてそのままぐんぐん伸びていくこともあるので、経験やトレーダーに合うか合わないかもあります。

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