みなさんはモニターの応答速度についてご存知ですか?。FPSなどの対人ゲームでは、モニターの応答速度はとても重要なポイントです。
この応答速度によって、ゲームの勝敗が左右されてしまうパターンも多々あります。そういったFPSゲームで安定して勝ち続けるために、応答速度についてしっかりと知識をつけておきましょう。
モニターの応答速度とは?
応答速度とは、画面上のドットがある色から他の色へと変化するまでの時間のことを指します。この応答速度が短いほど、モニター画面の移り変わりスピードが速くても、残像が少なくなり滑らかになります。
一般的なモニターの応答速度は10ms、5msなどが多いですが、ゲーミングモニターでは1msがほとんどです。
もちろん、ゲーム用として選ぶなら応答速度は「1ms」が好ましいです。ゲーム以外の一般的なモニターの使い道(ネットサーフィンなど)ではあまり応答速度にこだわる必要はありませんが、スピードを争うFPSゲームでは重要ポイントです。
なぜFPSでは応答速度が重要なのか?
「応答速度が何なのかは分かりましたけど、それほど重要なものなんでしょうか?」
最初は応答速度について聞いても、いまいちピンと来ないと思うかもしれません。ですが、PCオンラインFPSゲーム「Alliance of Valiant Arms」の元日本代表のブログにはこのように書かれています。
1ms=0.001秒。10ms違えば、0.01秒違う。
FLASHの反射神経やったとして、0.20と0.19なら別にどうでもいい。けど、0.14と0.13のあいだの壁はめちゃめちゃ分厚い。
それをモニター変えるだけで超えられるって考えれば、どれだけ重要か分かるはず。
FPSをやっている人ならお分かりでしょうが、プレイヤーのランクが上へと昇るほど、本当にコンマゼロ秒を争うゲームになってきます。もちろんゲーム内での立ち回りなども重要ですが、撃ち合い(AIM)も重要なゲーム要素なのです。
なるべく同じ土俵に立ってゲームをプレイすれば、冷静に自分の立ち回りを見つめることができるでしょう。なぜならデバイスを言い訳にできなくなるからです。
応答速度などを踏まえたFPSにおすすめのモニター
ではどのようなモニターを選べば良いのかというと、最近ではBenQ製のモニターがおすすめです。基本的にBenQのゲーミングモニターは全て応答速度を1msに設定できます。
そして何を基準に選ぶかというと「リフレッシュレート」です。リフレッシュレート(単位:Hz)とは、画面を一秒間に何回リフレッシュ(更新)するかという数値です。この数値が大きいほどゲーム画面が滑らかに動いてくれます。
リフレッシュレート別の人気でおすすめのモニター
- BenQ モニター ディスプレイ GL2460HM(60Hz、応答速度2ms)
- BenQ ゲーミングモニター ZOWIE XL2411P(144Hzz、応答速度1ms)
- BenQ ゲーミングモニター ZOWIE XL2540(240Hz、応答速度1ms)
240Hzモニターの方が性能は上ですが、コストパフォーマンスという観点で見ればまだ144Hzモニターの方がおすすめできます。このあたりのアドバイスについてはFPSにおすすめのゲーミングモニターという記事で詳しく解説していますのでそちらを参考にしてください。
リフレッシュレートでどれだけFPSゲームなどで有利になれるのか、といった事がいまいち分からない方は60Hzのモニターから120Hz・144Hzにすると世界が変わるという記事がおすすめです。