あなたは「るーすぼーい」氏というエロゲ作品のシナリオライターをご存知でしょうか?
R18ゲームのプレイ経験があれば、その名前を耳にしたことがある人も多いでしょう。
るーすぼーい氏が作り上げた「車輪の国シリーズ」や「G線上の魔王」などは名作としてその名を刻んでいます。
今回はるーすぼーい氏が作った名作に共通している5つの魅力を紹介していきます。
(ネタバレはありません)
この5つの魅力が人気の理由
1.コメディとシリアスの神バランスで何時間もプレイできる
るーすぼーい氏の作品はコメディシーンとシリアスシーンがきちんと分別され、しかもそのバランスが神がかっているので何時間もプレイしたいという気持ちにさせられます。
「G線上の魔王」なんかは特にこのバランスが良く、6時間ぶっ続けでプレイしてしまって感動とともに軽い腰痛を与えてくれたのを今でも覚えています。笑
やはり、プレイ途中で疲れるような作品はあまり評価を得られないでしょう。
2.コメディを賑わす面白キャラクター
そこら辺の作品とはひと味違った”お笑い要素”を感じさせてくれ、非常に笑わせてくれるキャラクターが登場してきます。
このコメディ部分を賑やかにする面白キャラクターの存在というのも、るーすぼーい氏の特徴です。
重要なシーンでも登場したりして、非常に好感の持てるキャラクターに仕上がっています。
この面白キャラクターを上手く使い、シリアスシーンで凝り固まった頭をきちんとリセットさせてくれます。
3.予測させない展開とストーリー
ここが大きなポイントです。
一つの作品の中にいくつもの伏線をバラ撒き、それらを複雑に絡み合わせてラストシーンで一気にどんでん返しさせる、という作風です。
「車輪の国」シリーズは予測できない神ストーリーとして有名ですね。
叙述トリックを使ったり、頭脳戦というテーマを使ったり…、とにかくご都合主義では終わらない、最後まで結末が分からないハラハラさせられるストーリーとして仕上がっています。
4.緊張感漂う、”悪役”
車輪の国で登場する「法月将臣」などは、悪役キャラの代表とも言えるキャラクターでしょう。
指導者は、謝るな。誰かに責任を押し付けられない立場の人間の謝罪が許される社会は、堕落の一途を辿る。
重要な場面での緊張感やハラハラ感を起こす、無くてはならない存在です。
しかもただの悪に満ちた冷酷な人間では無く、過去に壮絶な経験をしていたりする、深い深い何かを持っているのです。
シリアスシーンで登場する度に”何かが起こる…”、と思わせられる、非常に魅力のあるキャラクターになっています。
5.数々の名シーンを思い出させるBGM
プレイ後に聴くBGMは、もはや楽しみの一つです。
いくつもの名シーンを神がかったBGMで思い出させてくれ、いつまでも記憶に残る作品としてくれます。
その神BGMを聴きながら主人公になりきって遊ぶ、というキモいプレイヤーを生み出すほどの素晴らしさです。(わたし)
とにかく一度プレイして「ハイ終わり」という作品にはならず、しばらく余韻に浸れるようなBGMとシーンがあるのはまさに神ポイントです。
まとめ
以上が、るーすぼーい氏の作った神ゲーの特徴です。
2015年2月27日に発売された「ぼくの一人戦争」という作品は若干、るーすぼーい氏の色が欠けていましたが、それでもしっかりとプレイヤーを引き込むストーリーとなっていました。
と言っても、過去の作品である「車輪の国シリーズ」や「G線上の魔王」などは歴史に残ると言っても良いほどので名作揃いなので、是非プレイしてみてください。
るーすぼーい氏の作品をやらずにエロゲは語れない、というほどの神ストーリーが待ち受けています。
るーすぼーい氏の作品一覧
- 車輪の国、向日葵の少女 (2005年11月25日)
- その横顔を見つめてしまう〜A Profile 完全版〜(2006年3月24日)
- 車輪の国、悠久の少年少女(2007年1月26日)
- G線上の魔王(2008年5月29日)
- ぼくの一人戦争(2015年2月27日)
- 太陽の子(発売日未定)